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話を聴くこと カウンセラーの話の聴き方、聞くと聴くの違いとは

カウンセラーは理解的態度であなたの話を大切にいていきます。

カウンセラーの話の聴き方

カウンセラーは話を聴く能力を訓練しています。話を聴くなんて簡単だと思う方もいるかもしれませんね。話の聴き方にも種類があります。相談に乗る人の態度にも種類があります。カウンセラーはどのように話を聴いていくのでしょうか?

聞く、聴く、訊くの違い


『話をきく』と一口にいってもいろんな話のききかたがあります。

聞く 何気なく耳に入れている、入ってくる音など
訊く 相手に訊問するなど、詮索する意味がある
聴く 心から相手の話に耳を傾ける

相談にのる人の態度の種類

調査的態度 せんさくしたり、相談を受ける人の価値観で質問を投げかける。
解釈的態度 相談を受けた人の解釈を相手に強要する態度
評価的態度 道徳や社会常識などに当てはめて「〜すべき〜しなければならない」など説教的な態度
支持的態度 私が解決してあげるから私に頼りなさい。私に任せなさいという態度
理解的態度 受容的、共感的な態度。相手を一人の人間として尊重し、深く理解しようとする態度

カウンセラーは話を聴いていくことでクライエントと深い対話をしていきます

クライエントはカウンセラーとの対話で自分の中にある気持ちや様々な悩みについて率直に話をしていきます。そうしてクライエントとカウンセラーとの間で相互理解をしていきます。やりとりのうちにカウンセラーとクライエントは深い会話をします。この深い会話は今まで体験したことのないような種類のものでしょう。カウンセラーはクライエントの世界の見方、価値観のままに、あたかも自分自身の世界であるかのように感じ、それを伝え返していきます。どのようなことを話しても安全である場で初めてクライエントは自分自身になり、自由に自分の気持ちを表現することができます。これが悩み解消に非常に大切なことになります。

話を聴くのは簡単ではない

人の話をきくなんて簡単だ。そう思われるかもしれませんね。しかし、実際に雑談をしている時などにも「私の言いたいことはそういうことじゃなくて・・」「うまく伝わらなかったけど、まあいいか・・」「誰も私の話を真剣に聞いてくれない」と感じたことはありませんか?人の話を聴くということは簡単なことではないのです。自分の価値観と違う価値観について話しているのを黙って聴くこと、(反論したりせずに黙って聴くという意味です)自分の興味とは関係ないことについて黙って話を聴くというのはなかなか難しいです。話を聴いてるふりをして聞き流した経験をお持ちの方もたくさんいるでしょう。あるいは逆に話を黙って聴いてもらいたかったのに、説教をされた。という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。あるいは聴いているのではなくて、ただ黙ってやりすごしているだけ、ということもあります。

ただ黙っていることが聴くということにはなりません。話を深く理解しようと積極的に聴き、話を聴いて理解したことを相手に伝え返します。「ああこの人の話長いし、聴きたくないなぁ」と思えば無意識にあなたの意思は表情や目つき、体のそぶりで相手に伝わります。話を聴くというのはこうしてみるとなかなか大変なことです。カウンセラーは無意識の自分自身の態度のくせなども含めて常に話を聴くトレーニングをしているのはそういうことからなのです。

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