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なぜ人は嫌な気持ちになる心理的ゲームをしてしまうのか? 

嫌な気持ちになる心理的ゲームを人がしてしまうのにはいくつかの理由があげられます。

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ゲームをすることでストローク(ふれあい)が得られます。

ストロークとは他の人の存在を認めるための働きかけをすること、ここでは精神的なふれあいを意味します。ストロークはプラスとマイナスがあり、プラスは例えば「温かい言葉をかける」マイナスは「冷たい言葉を浴びせる」などが挙げられます。人は誰しもプラスのストロークを求めています。ここのポイントはもしプラスのストロークが得られない時には人は無視されるよりはマイナスのストロークを得ることを選びます。ゲームをして嫌な気持ちになるとしても、何も無いよりはマイナスのストロークを得ようとし、知らぬ間にゲームをやってしまうのです。さきほど例にあげました、職場で人と馴染めないAさんは、ゲームをすることでマイナスのストローク(ふれあい)を得ることができるのです。たとえマイナスのふれあいであっても、何もふれあいのない無視される状態に比べれば、何もないよりはましということになります。

ゲームを行うことで時間をつぶすことができる。

ゲームをするとたくさんの時間を使います。退屈せずに時間を過ごすことができるのです。例にあげました「いじる」「いじられる」ゲームの場合は、ゲームをすることで時間を退屈せずに使うことができます。

自分の考えを確認し、維持することができる。

はじめに例にあげました、父と子の会話の場合で説明しますと、子は「自分はばかだ」という考えを変えて「努力が足りない」という考えに変えるのには苦痛が伴います。自分の考えを変える苦痛よりも、たとえ問題があっても自分の今のままの考えでいることを無意識に維持しようとします。父に「ばかやろう」と言わせることで「自分はばかだ」という自分の考えの正しさを確認し、今のままの考えを維持することができます。

心理的ゲームによって嫌な気持ちになったり、時間を無駄に使うことを予防し、人間関係の改善に役立てるために、次は心理的ゲームをやめる方法についてお話します。



 4 心理的ゲームをやめるには? へ続く

 1 心理的ゲームの例  2 私たちの周りの心理的ゲーム
 3 なぜ人は心理的ゲームをするのか?  4 心理的ゲームをやめるには?

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  2. 私達の周りにある心理的ゲーム
  3. なぜゲームをするのか?
  4. ゲームをやめるには?

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