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やさしいフォーカシング
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フォーカシングで身につける...

フォーカシング focusing

フォーカシングはジェンドリン(Gendlin, E .)が開発した体験過程方法の一つです。フォーカシングは体と心の両方で自分自身に湧き上がる、まだ言葉にならないある感じ、感覚に焦点をあてる技法です。このある感じ、感覚をフェルトセンスと呼びます。

フェルトセンスとは?

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例を挙げますと、会社が終わってから家に帰ってもずっと胸に嫌な感じが残っている。この感じはなんだろうと考えてみたら同僚の何気ない一言で傷ついたり、怒りを感じていたりすることに思い当たる。家に帰ってからそのことに気付くことはよくあるのではないでしょうか?失恋したときに心にぽっかりと穴があいた感じを体験したことのある方はたくさんおられるでしょう。なにか胸がムカムカする。なんだか体と心がそわそわするような感じ。あるいは何か気になっているときにある感じがあって、気になっていることが終わった時にすっきりした感覚を持ったり、大きな責任を感覚として感じていて、責任から解放されるときに荷がおりたという言い方をしたりします。こうした言葉にならないある感じをフェルトセンスといい、フェルトセンスに焦点をあてて感じ、言葉にすることで気持ちが楽になったり、感覚的にほっとしたりします。

フォーカシングの基本ステップ

○空間をつくる
自分の中に気になっていることはないかな?と感じてみる。ゆとりをつくる。

○フェルトセンスを感じる
自分の気になっていることなどの全体の体の感じを感じてみる。

○ハンドルを得る
フェルトセンスはどんな感じのもので、言葉にできそうか・・・からだの感じからイメージや言葉がでてくるのを待ってみる。

○共鳴させる
でてきた言葉やイメージがフェルトセンスとあっているか?

○問う
何がそういうフェルトセンスをもたせるのか?どうなったらいいのか?何が必要なのか?体の感じでフェルトセンスからでてくるのを待つ。

○受け取る
フェルトセンスから出てきたものをそのままに受け取る。しばらく自由に感じたり考えてみる。

こういったステップを必要な場合には繰り返します。会話の場面などで「こんな感じ」のことについて話していて、それにぴったりの言葉を自分で当てはめた時。心がすっきりする感じ。フォーカシングではそのようなフェルトセンスを感じ、イメージや言葉にすることで自分自身の全体性や感情を感じることができるのです。

フォーカシングおすすめ本

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