カウンセリングルームSOUNDLESS VOICE
メールカウンセリング 電話カウンセリング 手紙カウンセリング アドバイス ヘルプ
カウンセリングルームTOP > メールカウンセリング情報 >



基礎情報
コラム
FAQ

心のブックストア
cover
現代のエスプリ
メールカウンセリング
cover
インターネット・セラピーへの招待
cover
心の免疫力をつけるWEBカウンセリング

メールカウンセリングの誤解


メールカウンセリングはアドバイスをするところ?

心の悩みを長い間抱え、友達に相談してみたが本当の気持ちの全てはいえなかった。上司に相談したら説教された。どうしたらいいのだろう・・そうした方がメールカウンセリングにいらした時、カウンセラーに早急に答えを求めることがあります。カウンセラーならば問題を解決できる最も良い方法を知っていて、その方法と指示を聞くことで悩みが解決すると期待しておられるのです。

しかしカウンセリングは個人を尊重することが前提の場です。子供のことで悩んでいる方には解決策Aで!人と会話が苦手な人には解決策Bで!という早急なアドバイスはしません。個人の心の悩みに解決策をあてはめるような機械的な作業、非人間的な作業が人の心を傷つけ、悩みを抱える孤独へと人を押しやるのではないでしょうか。

子供のことで悩んでいる花子さんの悩み解消法とは?

例として子供のことで悩んでいる花子さんがいるとします。花子さんには花子さんが子供のことで悩んでいる理由や意味があり、悩みを抱えた経緯や今までに試みた解消法などがあります。悩みの解消法も花子さんにとっての解消法が必ずあるのです。カウンセリングでは、決して話をよく聞きもせず、深く花子さんを理解をすることをも必要なく、「子供の悩み解消法A」を押し付けたりはしません。カウンセラーは臨床心理学やカウンセリング心理学の知識と経験から花子さんには花子さんが悩む深い意味と理由があること、「解決策A」を押し付けることが効果がないことを知っているのです。

花子さんが一般論やアドバイスで悩みを解消できるのならばカウンセリングを利用するまでもなく悩みは解消しているというのもあります。また、確かに効果のあるアドバイスでも悩んでいる人がそれを実行することは少ないのです。

なぜアドバイスで悩みを解決できないことがあるのか?

次はこれについて例をあげてお話してみたいと思います。

>>メールカウンセリングの誤解2へ続く


ご注意
ここでいうアドバイスは個人の心の悩み、そのものに命令したり、説教、指示することを指します。人の心の悩みに客観的に「こう考えを変えたほうがいい」「小さいこと気にしすぎている」といった場合でも客観的にみることができないから悩んでいるということですね。このようなアドバイスで解決できることもあります。そのような時にはカウンセリングでなくとも解決できる場合といえるでしょう。

自分の症状がどのような専門機関で相談をするべきか、どのような相談方法があるか、など専門家に情報提供をうける意味でのアドバイスは非常に有効で大切です。

また、カウンセリングでは「このような方法がありますよ」と提案することがありますが、あくまでクライエント(相談者)自身が最終的に決めます。専門家の立場にたって一方通行的な情報伝達することがカウンセリングの全てではありません。医療では診断を受け、薬を飲むように指示されましたら、そのとおりに実行することが大切です。カウンセリングは双方向なコミュニケーションによる、相互理解をはかることによって、自己理解・他者理解・対人関係理解などを深め、悩み解消に役立てることが大きな目的なのです。


プロフィール ルール プライバシーポリシー リンクサイトマップヘルプお問い合わせ 
Copyright(C)soundless voice.All rights reserved.