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メールカウンセリングの誤解2 なぜアドバイスで悩みを解消できないことがあるのか? インターネットの掲示板などで相談のやりとりを目にすることが多くなりました。そういった相談でなされるアドバイスについて客観的に見てみたいと思います。例としてAさんという方が相談をして、それにたくさんの方がアドバイスをしている設定です。
アドバイスで悩みが解消しない場合の例 Aさん
Aさんの相談に対してたくさんの方から親身になったアドバイスがよせられました。 アドバイス1
アドバイスする方は親身になって一生懸命アドバイスするのだけれど、次々とそのアドバイスが実行できない理由がでてきます。Aさんはこう言っています。「ありがとうございます。でも・・・」 Aさんはアドバイスを受け入れることができません。アドバイスはその人の考え方への否定が含まれるからです。Aさん自身アドバイスされた事柄が親身でもっともな考え方だということは分かっていることでしょう。分かっていてもそのように実行できないから悩み苦しんでいるのですね。カウンセラーはその悩み苦しんでいる気持ちをじっくり聴いていくことからはじめます。メールカウンセリングでもそれは対面のカウンセリングと同じです。 メールカウンセリングはアドバイスしないで本当に効果あるの? メールカウンセリングはどんな風に進むのだろうか? >>メールカウンセリングの誤解3へ続く ※ご注意 ここでいうアドバイスは個人の心の悩み、そのものに命令したり、説教、指示することを指します。人の心の悩みに客観的に「こう考えを変えたほうがいい」「小さいこと気にしすぎている」といった場合でも客観的にみることができないから悩んでいるということですね。このようなアドバイスで解決できることもあります。そのような時にはカウンセリングでなくとも解決できる場合といえるでしょう。 自分の症状がどのような専門機関で相談をするべきか、どのような相談方法があるか、など専門家に情報提供をうける意味でのアドバイスは非常に有効で大切です。 また、カウンセリングでは「このような方法がありますよ」と提案することがありますが、あくまでクライエント(相談者)自身が最終的に決めます。専門家の立場にたって一方通行的な情報伝達することがカウンセリングの全てではありません。医療では診断を受け、薬を飲むように言われたら、そのとおりに実行することが大切です。カウンセリングは双方向なコミュニケーションによる、相互理解をはかることによって、自己理解・他者理解・対人関係理解を深め、悩み解消に役立てることが大きな目的なのです。 |
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